民間補給機打ち上げ成功 宇宙ステーションに物資
- 2013年9月19日
- アメリカ発ニュース
【共同】宇宙ベンチャーのオービタル・サイエンシズ社は18日、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ無人補給機「シグナス」の初号機を、バージニア州にある航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設からアンタレスロケットで打ち上げた。シグナスは10分後に正常に分離され、打ち上げは成功した。
昨年からステーションへの物資輸送を始めている米スペースX社のドラゴン宇宙船と並び、オバマ政権が推進する民間による宇宙開発の一翼を担う。飛行が順調ならシグナスは来週にステーションにドッキングする。
2枚の太陽電池パネルを備えるシグナスは、直径約3メートル、全長約5メートルの円筒形。安全にドッキングするための誘導装置には、無人補給機「こうのとり」のために開発された日本の技術を採用した。飛行士の食料や水、衣類など約700キロの物資を届ける。
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