第一三共、印子会社工場の対米輸出禁止受け声明
- 2013年9月25日
- アメリカ発ニュース
第一三共は24日、子会社のインド製薬最大手ランバクシー・ラボラトリーズのモハリ工場が米食品医薬品局(FDA)から米国への輸出禁止措置(警告)を受けたことについて声明を出し、「FDAが抱く懸念を解消するために必要なあらゆる対策を取る」と表明した。
同社は「ランバクシーとの協業を軸としたグループビジネスの深化と成果の創出を経営目標の1つとしている」と説明した。
ランバクシーはインド最大のジェネリック(後発コピー)薬メーカーで、前年度は23億ドルの売上高を計上しているが、たびたび米国の関連規則に違反している。今年5月には米子会社が、不純物の混入した薬品を販売したことなどで、ジェネリック薬の違反では過去最高の5億ドルの罰金支払いに合意している。
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