ハーン博士の孫が講演 「原爆投下は人類への罪」

 【共同】核兵器製造につながるウランの核分裂を発見したドイツの化学者オットー・ハーン博士の孫で、来日したジャーナリストのディートリヒ・ハーン氏(67)が30日、広島市内で講演し「祖父は原爆投下が人類に対する罪だと憤り、反核運動に取り組むようになった」と語った。

 ディートリヒ氏は、ハーン博士が「1930年代から原子力がエネルギー源になると予知していた」とも述べた。

 ハーン博士は38年に助手とともに核分裂を発見し、44年にノーベル化学賞受賞が決定。だが当時のナチス政権が認めなかったため、受賞の事実は公表されず、本人にも伝えられなかった。

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