リビア首相を一時拉致 米作戦反発が動機か

 【共同】リビアからの報道によると、同国移行政府のゼイダン首相が10日未明、自宅代わりにしている首都トリポリのホテルから武装集団に一時、拉致された。移行政権下で治安活動に参加している元民兵集団が拉致を認めたとの情報があったが、同集団は否定した。

 米軍がトリポリでの特殊作戦でリビア人の国際テロ組織アルカイダ幹部を拘束したことに対する反発が動機との見方も出ている。移行政府は同日午前、ゼイダン氏が解放されたことを確認。同氏にけがはなく、解放後にトリポリの政府施設で会議に出席する姿も地元テレビが放映した。

 リビアでは移行政府が弱体で、治安の混乱が続いている。イスラム過激派も台頭し、爆弾テロ、外国公館襲撃などがたびたび起きている。

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