麻薬組織の大物殺害 メキシコ政府、掃討で成果

 【共同】メキシコ政府は9日、同国の麻薬密輸組織「セタス」のリーダー、エリベルト・ラスカノ容疑者を、銃撃戦で殺害したと発表した。同容疑者は数百人の殺害に関わったとされ、メキシコと米国の両政府が多額の懸賞金を懸けていた大物。2006年の発足以来、麻薬組織掃討に力を入れてきたカルデロン政権にとり最大級の成果となった。

 セタスは対立組織や警察の関係者らを殺害し、切断した遺体を目立つ場所にさらすなど残虐な手口で知られる。セタスには大きな打撃と… 続きを読む

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