イタリア産ジャムから放射性物質 チェルノブイリ影響か

 【共同】東京都渋谷区は18日、区内の食品会社が輸入、販売したイタリア産のブルーベリージャムから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える140ベクレルの放射性セシウムを検出したとして、同社に回収を指示した。

 食品を検査した東京都は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響を受けた地域で採れた原材料が混入した可能性が高いとみている。

 都によると、対象食品は「MIE PROJECT」社が販売した「フィオールディフルッタ オーガニック フルーツスプレッド ブルーベリー」(瓶詰め250グラム)で賞味期限が2015年10月17日のもの。昨年9月に5184個輸入され、量販店などに販売された。渋谷区が流通状況を調べる。

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