JFKの脳、弟が盗んだ? 米で新説、近く出版

 【共同】約50年前の1963年11月に暗殺されたケネディ元大統領の遺体検視後、脳の組織が行方不明となり、弟で後にやはり暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官が盗んだ可能性があるとする新説を米ノンフィクション作家が近く著書で提起することが分かった。ニューヨーク・ポストなどが23日までに報じた。

 元大統領は遊説先のテキサス州ダラスを車で移動中に背後から銃撃を受け死亡し、脳の組織の一部が車内などに散らばったとされる。

 作家、ジェームズ・スワンソン氏が来月中旬に出版する新著によると、検視時に金属の容器に収められた脳組織は、大統領警護隊の保管庫から米国立公文書館に移された後、66年になって紛失が判明した。

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