20%ウランの製造中断 イラン国会議員が発言
- 2013年10月24日
- 世界のニュース
【共同】イラン国会の国家安全保障・外交委員会に所属する議員は、軍事転用が懸念される濃縮度約20%のウランについて「現時点では製造していない」と、製造を一時的に中断していると述べた。イラン国会がホームページで24日までに明らかにした。
医療用アイソトープをつくる首都テヘランの研究用原子炉に核燃料を供給するための必要量が確保できていることが理由としている。ただ、イランの原子力庁や国際原子力機関(IAEA)などは確認しておらず、発言の真偽は不明。
ウランは20%まで濃縮すれば、比較的短期間で核兵器級の90%以上に濃縮できるとされ、欧米はイランに強く製造停止を要求している。
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