オバマ氏に試練迫る 米議会、核合意に反発

 【共同】イラン核合意を受け、オバマ大統領は国内対策に本格的に着手した。「核兵器なき世界」を掲げるオバマ氏は積年の問題解決に向けた一里塚と位置付け、対話外交の成果としてアピールしたい考えだが、議会からは合意への批判が浮上。イラン制裁の緩和には、与党民主党内からも懐疑的な意見が続出しており、試練の対応を迫られそうだ。

 「失望した。釣り合いが取れていない」。民主党のシューマー上院議事運営委員長は24日「イランは核開発を凍結するだけ」なのに、制裁を緩和する合意はおかしいと批判した。

 共和党のルビオ上院議員も「イランが核保有国となる可能性が高まった。今こそ制裁強化が必要だ」とシューマー氏に呼応。「制裁を緩めながら(低レベルの)ウラン濃縮を認めるのは誤り。イランの核開発を止められない」(共和党のカンター下院院内総務)との見方は、党派を超えて根強い。

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