食料価格高騰で協調議論 FAOの閣僚級会合

 【共同】国連食糧農業機関(FAO)は16日午後、穀物など食料価格の高騰を受けた緊急の閣僚級会合をローマで開いた。日本からは郡司彰農相が参加。価格の高止まりや、投機資金の流入による乱高下への懸念を共有し、抑制するための国際協調を議論し終了した。ただ、調整の時間が足りなかったことから共同声明は出なかった。

 米国で6月に発生した大干ばつにより、トウモロコシや大豆などの穀物生産は減少している。一方で、経済成長の著しい新興国での食料需要は増え、国際価格は… 続きを読む

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