自衛艦と釣り船衝突 教訓生きたか、素早い対応

 【共同】海上自衛隊の大型艦船と民間船の事故がまた繰り返された。輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突、1人が死亡、1人が重体になった事故。通報の遅れや見張りの不十分さなどの不手際が重なった潜水艦「なだしお」やイージス艦「あたご」の事故の教訓は生かされたのか。安倍政権の素早い対応からは自衛隊の活動を広げようとする中、傷口拡大を食い止めるため躍起になる姿が浮かぶ。

 「防衛省、自衛隊の責任者として誠に遺憾」。東京・市谷の防衛省で、沈痛な面持ちの小野寺五典防衛相が謝罪した。緊急の記者会見が始まったのは事故発生のわずか2時間後。小野寺氏は「海上保安庁の捜査に全面協力したい」と強調し、河野克俊海上幕僚長ら幹部が脇を固めた。

 迅速な対応に努めたのは、2008年2月、千葉県沖で発生し、漁船の父子が不明になったイージス艦「あたご」の衝突事故の失敗が念頭にあったからだ。一報が石破茂防衛相(当時)に伝わるまでに約1時間半。海上幕僚監部が海保とは別に乗組員を事情聴取するなど混乱を来した。その時に海幕で中核の防衛部長だったのが河野氏だ。

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