入植活動を継続 ネタニヤフ首相

 【共同】イスラエルのネタニヤフ首相は16日、イスラエルによるヨルダン川西岸でのユダヤ人入植活動をめぐる欧州諸国などからの批判に対して「偽善」と述べて反論、今後も入植を続ける姿勢を示した。

 ネタニヤフ氏は、和平交渉を進展させる上で問題なのは、パレスチナ側がイスラエルをユダヤ人国家だと承認しないことだと強調。和平交渉が進まない原因は、パレスチナ側にあると訴えた。

 イスラエルとパレスチナは昨年7月に米国の仲介で和平交渉を再開した。枠組み合意を目指しているが、イスラエル側は交渉再開後も入植活動を継続。東エルサレムを首都とし、西岸とガザ地区を領土とする国家樹立を目指すパレスチナ側は反発を強めている。

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