スノーデン容疑者と「話し合う用意」 ホルダー司法長官、恩赦は否定

 【共同】ホルダー司法長官は23日、NBCテレビとのインタビューで、機密情報を暴露して米当局から訴追され、ロシア亡命中の中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者が責任を認めれば、話し合う用意があると述べた。これまでの強硬な姿勢からの軟化を示唆した。

 問題解決に向けた話し合いの可能性は「排除しない」と表明。一方で、スパイ活動取締法違反容疑などで訴追した元職員の恩赦は「行き過ぎだ」と述べ否定した。

 元職員は情報機関の国家安全保障局(NSA)が個人の通話履歴をひそかに収集していることなどを暴露した動機について、米政府によるプライバシーの侵害が「許せなかった」と主張。オバマ大統領は17日、NSA改革策を発表しており、米国内に元職員の暴露を評価する声もある。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る