「為替操作国」発言に反発 中国、米の姿勢硬化警戒

 【共同】大統領選の第2回候補者討論会で、共和党のロムニー候補が「(大統領に就任したら)中国を為替操作国に認定する」と述べたことに対し、中国国営通信新華社は17日の論評記事で「米経済に無益」と反発した。中国は民主党のオバマ大統領、ロムニー氏の両陣営が人民元切り上げ圧力を強めるなど対中姿勢をさらに硬化させることを警戒している。

 論評記事は「人民元を切り上げても、米経済の好転や新規雇用の創出にはつながらない」と主張。ロムニー氏が大統領に就任し「中国の輸出製品に懲罰的な関税を課すようなことになれば、中国は反撃し、貿易戦争が始まる」と… 続きを読む

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