ジャーナリスト団体が批判 ロシア当局が記者らに圧力
- 2014年1月28日
- 世界のニュース
【共同】ニューヨークに本部を置く民間団体、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は28日、ソチ冬季五輪を取材するロシア内外の記者や社会活動家らに対し、ロシア当局が嫌がらせや圧力をかけていると批判する報告を発表した。
報告は、ロシアの国営メディアなど大手だけでなく、当局の財政支援を受けるソチの地元メディアも政権の意向に沿った報道を続け、市民が知るべき環境破壊や外国人労働者の搾取などの問題が十分に報じられていないと指摘。
また、環境破壊などを告発してきた活動家や人権団体のメンバーが治安当局の捜索や呼び出しを受け、圧力をかけられていると主張。昨年秋に3度にわたり一時拘束されたノルウェーのテレビ記者の例も挙げて批判した。
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