改憲に危機感、推進の声 建国記念の日で賛否両派

 【共同】建国記念の日の11日、憲法改正に対し賛否それぞれの団体が、東京都内で集会を開いた。反対派は自民党などが進める改憲や集団的自衛権の行使容認に向けた動きに危機感を示し、賛成派は「改憲への機運を高める」と勢いづいた。

 歴史学研究会などでつくる団体は中央区で、神話に基づいた戦前の「紀元節」に由来しているとして、建国記念の日に反対する集会を開いた。名古屋大の中嶋哲彦教授は約230人の参加者を前に、自民党の改憲草案が「教育が国の未来を切り開く」とした点を「『国の未来のために教育を行う』とした戦前の教育勅語と同じことが書かれている」と指摘した。

 研究会の久保亨委員長も、安倍晋三首相がこの日を迎えるに当たって発表したメッセージの中で「戦争などの試練を経験した」と記したことに対し「日本人が侵略をしたのだから試練ではない。戦争への反省が何もない」と批判した。

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