ドレイパー賞に吉野氏ら リチウムイオン電池開発

 【共同】「工学分野のノーベル賞」とされる全米工学アカデミーの「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」の今年の受賞者に、携帯電話などに広く使われるリチウムイオン電池を開発した吉野彰・旭化成フェロー(66)と西美緒・元ソニー常務(72)ら4人が決まり、首都ワシントンで18日、授賞式が開かれた。

 同賞の日本人受賞は昨年に続き2回目。高性能で何度でも充電できるリチウムイオン電池の実用化により、携帯電話やパソコン、カメラなど小型軽量のモバイル電子機器が可能になった。電気自動車や航空機にも使われ、電池の市場規模は2020年に600億ドル(約6兆1800億円)以上になるとの予測もある。

 吉野氏は現在のリチウムイオン電池の原型となる試作品を1985年に開発。西氏はソニーが91年に民生機器向けに安全性を高めた製品を初めて商品化するのを指揮した。

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