準備遅れ、募る不安 開幕時のデモ、停電計画も

 【共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕まで12日で3カ月。開催12都市中5カ所で競技場工事が続くなど準備の遅れは危機的で、既に完成した競技場でも天井の金具が試合中に落下するなどトラブルが多発している。突貫工事の影響や期間中のデモ拡大も懸念され、不安は募る一方だ。

 昨年6月のコンフェデレーションズカップ以降、ブラジル各地で多発したデモを扇動してきた過激派「ブラック・ブロック」は、開幕戦が行われる6月12日に全土での大規模デモ実施を呼び掛けている。

 これとは別に、開幕時に意図的な停電を呼び掛ける動きもある。ブラジルの電力供給網は脆弱で、大規模な停電が頻発している弱点を突き、開幕戦のブラジル代表の国歌斉唱時に身の回りの全ての電気機器のスイッチを入れて電力網をパンクさせ停電を起こす計画だ。

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