アウシュビッツで入れ墨器具発見 識別番号に使用

 【共同】ナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台となったポーランドのアウシュビッツ強制収容所で、収容者に識別番号の入れ墨をするために使われた金属製の器具が見つかった。ポーランド南部オシフィエンチムの収容所跡にあるアウシュビッツ・ビルケナウ博物館が14日までに明らかにした。

 博物館によると、こうした器具が見つかるのは極めて珍しく、博物館は「ここ数年で最も貴重な発見」と指摘している。

 見つかったのは5種類で、それぞれ数字を刻印するため数ミリの長さの針が付いている。

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