ロシアの言動「敵のよう」 NATO、関係見直しへ

 【共同】北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は21日、ブリュッセルで講演し、ウクライナ情勢をめぐる「ロシアの言動はパートナーというより敵のように見える」と述べ、4月の外相理事会でロシアとの関係見直しに関する決定を下す意向を明らかにした。

 ラスムセン氏は「ロシアのウクライナでの軍事行動は、ベルリンの壁崩壊以降、欧州で最も深刻な危機だ」と指摘。現在の優先事項は三つあるとして、NATOの集団的防衛の確認、ウクライナへの支援強化とともに「ロシアとこれまで通りの付き合いができないことの明確化」を挙げた。

 冷戦時代に対立したNATOとロシアは2002年、米中枢同時テロをきっかけに生まれた国際的な反テロの協調体制を背景に、共同行動のための新たな意思決定機関「NATOロシア理事会」を創設した。

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