日タイ衛星が浮遊物発見 悪天候でまた捜索中断

 【共同】タイの政府機関は27日、消息を絶ったマレーシア航空機が墜落したとされるインド洋南部で、タイの観測衛星が約300の浮遊物を見つけたと明らかにした。450平方キロの広さにわたり、2メートル以上の浮遊物もあるという。

 日本政府も27日、マレーシア航空機の残骸の可能性がある浮遊物をオーストラリア・パース南西沖約2500キロ付近の海域で発見したと発表した。浮遊物は四角形の形状で約10個。内閣衛星情報センターの情報収集衛星の画像解析で確認した。同日、マレーシア政府に情報を提供した。

 一方オーストラリアの海事安全局は27日、マレーシア機の捜索を悪天候のため中断したと明らかにした。

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