培ったイメージに傷も 風評を助長、支援に逆行

 【共同】「香港吉野家」が、福島産の食材を使っていないと主張するポスターを香港の店舗に掲示した問題は、東日本大震災の被災地にとって風評被害を助長しかねない深刻な事態だ。復興支援の流れに逆行しているとの受け止めが国内で広がれば、老舗牛丼チェーンが培った親しみやすいイメージを傷つける恐れもある。

 流通業界では、主要企業が風評被害の解消や被災地の産業活性化を目指し、長期的な視点に立った支援を強化している。大手の百貨店やスーパーは福島県産の農産物や特産品のキャンペーンを積極展開し、ビール大手は同県産原料を使ったアルコール飲料を販売した。

 こうした取り組みが続く中、「絶無使用日本福島米」と記したポスターの掲示に「復興支援の機運に逆らう行為で、残念だ」(食品メーカー関係者)との声も上がる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る