フィリピン紛争地に平和の果実を JICA理事長

 【共同】国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長は28日、フィリピン政府と武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)による包括和平合意について「紛争地域の(イスラム系)住民に平和の果実を示せる支援を続けたい」と述べ、和平を支える援助を続ける意向を示した。訪問先のフィリピン・マニラ首都圏のホテルで記者会見した。

 日本政府はこれまでJICAを通じ、南部ミンダナオ島のイスラム地域などに総額151億円の援助を実施してきた。ミンダナオはMILFの拠点。

 田中氏は、現地の主産業の農業や漁業、イスラム系住民らによる新自治政府設立に向けた人材育成への支援に注力する考えを表明した。

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