仲裁手続き「両国に損害」 南シナ海係争で比に中国

 【共同】駐フィリピンの中国の孫向陽代理大使は1日、南シナ海で領有権を争うフィリピンが国際司法機関に請求した仲裁手続きについて「2国間関係に多大な損害を与える」と述べ、手続きを取り下げて2国間で解決を図るべきだ、と従来の立場を重ねて表明した。地元メディアに明らかにした。

 フィリピンは昨年1月、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所に、中国による南シナ海の領有権主張が国際法上、違法だとして仲裁を請求。今年3月末にフィリピンの訴えをまとめた陳述書を提出した。孫氏はこの手続きが「何の問題解決にもならず、中国の権利を侵している」と批判した。

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