中国にサイバー対策を説明 「米がひそかに」と報道
- 2014年4月7日
- アメリカ発ニュース
【共同】ニューヨーク・タイムズ(電子版)は6日、オバマ政権が中国軍指導部に数カ月前、米国へのサイバー攻撃に対する新たな対策を説明する異例の協議をひそかに行っていたと報じた。
米のサイバー軍要員を2016年末までに6千人規模に大幅増員する計画に対する中国側の懸念を緩和するのが目的。米国防総省首脳は、東シナ海と南シナ海での領有権をめぐる中国の強硬姿勢や防空識別圏設定で緊張が高まる中、米中間のサイバー攻撃が激化するのを懸念しているという。
米側は中国側もこの協議を受け、人民解放軍によるとみられる米企業などへのサイバー攻撃について説明することを期待したが、中国側はまだ応じていないという。
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