NY株小幅反発、10ドル高 割安感で買い戻し

 【共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、前日比10.27ドル高の1万6256.14ドルで取引を終えた。前日までの3営業日で計330ドル近く下落した反動で割安感が出た銘柄に買い注文が入った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も33.24ポイント高の4112.99と4営業日ぶりに反発した。

 前日まで売られていたハイテク関連株やバイオ銘柄などに値ごろ感が出て買い戻された。ただ、ウクライナ情勢に対する警戒感が根強いことに加え、米大手企業の2014年1-3月期決算について「寒波の影響などで軟調な業績が発表される可能性」(市場関係者)も懸念され、ダウ平均の上値は重かった。

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