ビートルなど2.5万台の販売中止〜VW、オイル漏れで
- 2014年4月10日
- 米国ビジネス
独フォルクスワーゲン(VW)は10日までに、米国で販売されている乗用車「パサート」「ビートル」「ジェッタ」のうち2万5000台について、部品の欠陥を理由に販売を中止すると発表した。
USAトゥデイによると、3車種のうち1800ccターボエンジンで自動変速機を搭載しているモデルで、変速機と冷却装置をつなぐ「Oリング」に欠陥があり、潤滑油が漏れて最悪の場合エンジンの熱で出火する恐れがある。VWの声明によると、今のところこの問題による事故や火災、けがはない。
VWは連邦当局に問題を報告しており、リコール(回収、無償修理)を届け出る可能性がある。販売中止の対象モデルはすべて今年2月1日以降に製造された。パサートはテネシー州チャタヌーガ工場で生産され、ジェッタとビートルはメキシコ製。パサートとビートルは1800ccターボエンジンが標準。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ