国家安全委が初会議 習氏、内外情勢に危機感
- 2014年4月15日
- 世界のニュース
【共同】新華社電によると、中国共産党の習近平総書記(国家主席)は15日、自らがトップを務める「中央国家安全委員会」の第1回会議を主宰した。習氏は、国内の少数民族問題や主権をめぐる周辺国との対立などを念頭に「内外の要因が歴史上のいかなる時よりも複雑化している」と危機感を示した。
習氏は、「中国の特色ある国家安全の道を進む」と強調。政治や経済、軍事上の安定維持の必要性を繰り返し訴え、統制を一層強化する考えを示唆した。
初会議には国家安全委ナンバー2を務める李克強首相と張徳江全国人民代表大会(全人代)常務委員長も出席した。
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