国防費削減「危険を増幅」 F35調達見直しと米報告書

 【共同】米国防総省は15日、2016会計年度から米議会が国防費を強制削減した場合の主要兵器調達と部隊編成への影響を予測した報告書を公表した。空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35の調達を見直して計画より計15機減らすと明記。「短期、長期の両面で危険を増幅させる」と警鐘を鳴らす内容だ。

 報告書は19会計年度までの影響を分析。陸軍の現役兵力は、3月に公表した「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」で第2次大戦後最も少ない44万-45万人とした規模よりさらに少ない42万人に抑制すると見積もった。

 空母は11隻体制から10隻体制に縮小。ほかに駆逐艦は6隻、バージニア級潜水艦1隻がそれぞれ計画より調達が少なくなるとした。

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