南米労働者、ブラジルへ流入〜欧米の技術者も

 南米の単純労働者や欧米の技術者の新しい雇用市場として、今はブラジルが大いに注目されている。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、複数の専門家は2011年、ブラジルが英国を抜き世界6位の経済に躍進したとの見方を示した。14年のサッカーW杯や16年夏季五輪大会の準備のほか、沿岸部で見つかった広大な石油資源の採掘に関わるため、高度な技能を備えた欧州の設計者や技術者が入国している。

 このほか、かつては低技能の職を求めて欧米に向かったペルーやボリビアなど南米諸国の労働者が、ブラジルへ移住を始めている。エクアドルの高地出身のホルヘ・ラモス氏の… 続きを読む

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