夏以降で最も激しい空爆 停戦崩壊のシリア

 【共同】シリア人権監視団(英国)によると、イスラム教の祝祭「犠牲祭」の最終日を迎えたシリアでは29日、政府軍が反体制派への攻撃に戦闘機を投入、今年夏以降で最も激しい空爆を各地で行った。犠牲祭初日の26日以降の死者は400人近くに達したという。フランス公共ラジオなどが伝えた。

 国連とアラブ連盟合同のブラヒミ特別代表は祝祭に合わせた一時停戦を提案し、アサド政権と反体制派がいったん合意したが、停戦は実現せずに27日に事実上崩壊、さらに暴力が激化する結果となった。

 ブラヒミ氏は29日、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談した後、記者会見で一時停戦の崩壊を認め「大変残念だ」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る