現状ペースでの縮小支持 ダラス連銀総裁

 【共同】ダラス連邦準備銀行のフィッシャー総裁は9日、ニューオリンズで講演し、金融市場が安定していれば量的金融緩和に伴う金融資産購入を「毎会合ごとに100億ドルずつ減らすことに票を投じ続ける」と述べ、これまで同様のペースで縮小することを支持する考えを示した。総裁は「10月の会合で最後の150億ドルを削減し完全に終わらせる」とした。

 総裁は以前、資産購入の効果を疑問視し、金融市場の一部に資産バブルを引き起こす可能性があると指摘しており、量的緩和の早急な縮小が必要だと主張してきたが、市場の混乱を避けるには緩やかな縮小が最良だとし「現実を認めた」と説明した。

 また、巨大金融機関を「大きすぎてつぶせない」問題に関しては金融規制改革法で解決できるのか懐疑的だと述べる一方、改革法が「地域銀行のやり方を大幅に複雑にしたのは確かだ」とし、規制強化が地域銀行の負担増になることに懸念を示した。

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