ピロリ菌で幹細胞に逆戻り 胃がん発症に関与か

 【共同】胃がんの原因とされるピロリ菌には、胃の細胞を幹細胞のような未分化な細胞に戻す能力があるとする研究成果を、東京大の畠山昌則教授(病因・病理学)らがまとめ、29日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。胃がんの予防法開発につながる可能性があるという。

 畠山教授によると、ピロリ菌が作り出すタンパク質が胃の細胞に侵入すると、「CDX1」という遺伝子が働いて別の2種類の遺伝子を活発化させた。すると胃の細胞が、消化管のさまざまな細胞に成長する幹細胞のような状態に変化することが分かった。

 ピロリ菌感染で慢性胃炎が続くと胃の粘膜に腸の細胞が現れることが知られている。幹細胞のような状態になった細胞が腸の細胞を作っていると考えられるという。

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