原爆開発計画をドラマ化 米ケーブルテレビが7月に

 【共同】広島と長崎への原爆投下から70年を来年に控え、米国で原爆開発計画を題材にしたテレビドラマ「マンハッタン」が7月に始まる。放映を手掛けるメディア大手トリビューン傘下のケーブルテレビ局WGNアメリカが16日までに発表した。

 ドラマの名前は1945年7月に人類史上初の核実験に成功し、原爆投下につながった「マンハッタン計画」にちなんだ。計画の中心となった40年代のニューメキシコ州・ロスアラモス国立研究所が舞台。

 研究内容も分からず採用され、秘密を守りながら働く研究所の科学者とその家族の生活を描くという。ドラマの脚本家は米メディアに「原爆に対する倫理上の賛否を問うことが目的ではない」と語った。

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