下請け企業は1万2000社 シャープ、4割超が減収

 【共同】帝国データバンクは30日、経営不振に陥ったシャープの下請け企業が、全国で1万1971社に上ることが判明したと発表した。このうち最近の業績を把握できた約1万社については4割超が2011年度中の決算で減収となっており、大手メーカーの業績悪化が及ぼす影響の大きさが鮮明になった。

 シャープグループと直接的な取引がある「1次下請け先」が1868社、これらと取引がある「2次下請け先」は1万103社だった。

 都道府県別では東京都が3245社でトップ。大阪府2740社、神奈川県745社、愛知県524社と続き、東京都と大阪府に集中している。

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