印スズキ工場、操業正常化 暴動3カ月、販売攻勢へ

 【共同】スズキのインド子会社、マルチ・スズキの中西真三社長は30日、ニューデリーで記者会見し、7月に従業員らによる暴動が発生した北部ハリヤナ州のマネサール工場の生産台数が、1日約1700台となり暴動前の水準に回復して操業が正常化したことを明らかにした。

 暴動で約1カ月間工場を閉鎖したほか、8月下旬の再開後も生産が暴動前の水準を下回る状況が続いていた。暴動発生から3カ月余りで正常化にこぎ着けたことで、2012年度下半期に販売攻勢をかける構えだ。

 中西社長は、暴動による生産減少が7万7000台に上ったことも明らかにした。

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