米情報収集に制約 法案可決、骨抜き批判も
- 2014年5月22日
- アメリカ発ニュース
【共同】米下院本会議(定数435)は22日、国内外から批判を浴びた国家安全保障局(NSA)の秘密情報収集活動に一定の制約を課す法案を、303対121の賛成多数で可決した。
中央情報局(CIA)の元職員、スノーデン容疑者が暴露したNSAの活動を改革する初めての法整備。ホワイトハウスも支持を表明しているが、当初案の内容が骨抜きにされたとの批判が上がっており、近く審議される上院でも活発な議論が見込まれる。
法案は1月に大統領が発表した情報収集活動改革を基にしている。不特定多数の個人通話履歴をNSAが保管している現状を改め、NSAが必要な場合に、司法機関の許可を得て通信会社から履歴を入手する形にするなどの制度変更を盛り込んだ。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ