「広場の虐殺忘れない」 パリで犠牲者に献花
- 2014年6月4日
- 世界のニュース
【共同】中国の天安門事件から25年となった4日、パリでは市内東部の公園内にある犠牲者の慰霊碑に献花するイベントが行われ、約20人の中国人留学生らが参加、「天安門広場の虐殺を忘れない」と書かれた横断幕を掲げた。
呼び掛け人の張健氏(43)は25年前に天安門広場で右脚に銃弾を受け、現在はフランスで亡命生活を送る。この日はあいにくの雨で参加者は少なかったが「年々、若い人の参加が増えていることが希望だ。歴史を忘却しようとする民族に未来はない」と訴えた。
中国福建省出身の留学生(25)は「中国政府はいくら事件のことを隠そうとしても無駄だ」と話した。
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