ロシア国民71%が米に否定的 ウクライナ危機で最悪に
- 2014年6月5日
- 世界のニュース
【共同】ロシアの独立系民間世論調査機関レバダ・センターは5日、ロシア全土で5月下旬に実施した調査で、71%が米国に対して否定的な考えを持っていると答えたと発表した。1990年以来、最悪の数値。肯定的と答えたのは18%にとどまった。
1月の調査時には否定的が44%、肯定的が43%とほぼ同水準だった。レバダ・センターは急激な対米感情の悪化は2月下旬の政変から始まったウクライナ危機が影響していると分析した。
欧州連合(EU)に対しても60%が否定的で、肯定的の25%を大きく上回り、2003年以降で最悪。ウクライナについては49%が否定的、35%が肯定的と答えた。
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