フォード、軽量コンセプトカー発表

 フォードはF-150の新しい軽量コンセプトカーを発表した。

 2015年のF-150モデルは、高張力スチール製フレームとアルミ素材の利用により最高約318キログラムも軽量化した。牽引力や加速・減速性能もより優れたものになり、燃費も良くなる。

 軽量化開発は、大気中の二酸化炭素濃度を100万分の450ほどに安定化させるという重要戦略の1つだ。この濃度レベルは、気候変動による深刻な影響を避けるため多くの科学者、企業、政府関係者たちによって規定されている。アルミや化学強化ガラス、軽量プラスチックといった新素材をパワートレイン、シャーシ、ボディ、バッテリー、シートなどの内装など様々な部品に組み込んだ。

 ロサンゼルスタイムズによると、アルミ素材のブレーキローター、中空鋼スプリング、スタビライザーバーを使用することで、サスペンションやブレーキ装置は30%軽量化できた。内装は、炭素繊維のシートや部品の利用で35%の軽量化が実現する。パワートレインは、アルミ素材のシリンダーブロック、中空鋼クランクシャフト、アルミとマグネシウムの変速機の使用によって、24%軽量化した。

 フォードは、アメリカ合衆国エネルギー省の自動車技術プログラムと、マグナ・インターナショナルの子会社コズマ・インターナショナルと共に開発を進めた。長期的に応用可能な軽量化ソリューションを見つけることが狙いだ。マグナは、マルチ資材のホワイトボディ、クロージャー、シャーシ部品の設計・開発に貢献してきた。一方フォードは、アルミ素材の交換部品や組立てシステムの開発に多額の投資をしている。

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