ツイッター、タップコマースを買収へ 〜 モバイル標的広告事業を強化

 ツイッター(Twitter)は、モバイル広告企業のタップコマース(TapCommerce)を買収することで合意した。広告主のモバイル・アプリケーションをダウンロードした利用者の取り込みを強化することが狙い。

 PCワールド誌によると、タップコマース(ニューヨーク拠点)の買収額は非公開だが、関係筋によると、ツイッターは約1億ドルを払うものとみられる。

 ツイッターはそれと同時に、「モバイル・アップ・インストールズ(mobile app installs)」というプログラムも発表した。

 同プログラムは、ツイッター利用者の書き込みにモバイル・アプリケーションの広告を企業各社が出せるようにするもの。

 タップコマースは、モバイル消費者の過去の消費行動にもとづいてモバイル広告を出せるようにするサービスを企業各社に提供している。イーベイやズールリー(Zulily)もタップコマースの顧客だ。

 タップコマースは現在、世界で約5万のモバイル・アプリケーションにおいて1日あたり150億件の表示型標的広告枠入札を処理している。

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