「強力な証拠」と米政府 ロシア製ミサイル使用か マレーシア機撃墜
- 2014年7月18日
- 世界のニュース
【共同】米国防総省のカービー報道官は18日の記者会見で、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、ロシアが生産するブク地対空ミサイル(SA11)が使用されたことを示す「非常に強力な証拠」があると述べた。
さらにミサイルはウクライナ東部の親ロシア派支配地域から発射されたとの見方を重ねて表明した。ただ、米政府がどんな証拠を得ているのかについては言及を避け、誰が発射したのかについても現時点では「分からない」とした。
一方で、今回の撃墜にウクライナ東部の親ロシア派に対するロシアの支援が関係していることは明らかだと指摘。親ロシア派への武器供与や資金提供に加え、ロシア軍の戦闘機がウクライナ上空を自由に飛行できる状況も続いていると述べ、ロシアの対応を批判した。
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