今後は「危険ドラッグ」に 「脱法」から呼称変更

 【共同】警察庁と厚生労働省は22日、一般から意見を募集していた脱法ドラッグの新しい呼称について、選考の結果「危険ドラッグ」に決めたと発表した。覚せい剤や大麻に似た作用があるにもかかわらず「脱法」との表現が安易な使用を招いているとして、今後、新呼称の普及を図る。

 警察庁と厚労省に計約8000件の応募があり、延べ約2万件の呼称が寄せられた。危険ドラッグの他に「準麻薬」「危険薬物」「破滅ドラッグ」などがあった。

 古屋圭司国家公安委員長は22日の閣議後の記者会見で「『絶対に手を出さないで』と訴えたい。(新呼称が)浸透することで、非常に危険なものであると認識してもらえることを期待する」と述べた。乱用防止条例を独自に制定している自治体が一部にとどまることにも触れ「地方公共団体の関係者には一日も早い条例の制定をお願いしたい」と語った。

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