秘密収容所で賠償命令 欧州人権裁、ポーランドに
- 2014年7月24日
- 世界のニュース
【共同】欧州人権裁判所(フランス・ストラスブール)は24日、ポーランド政府が自国内での米中央情報局(CIA)の秘密収容所設置や収容者への拷問に関与していたとして、損害賠償を求めていた2人のうち1人に13万ユーロ(約1800万円)を、もう1人に10万ユーロを支払うようポーランド政府に命じた。
2人は国際テロ組織アルカイダの幹部とされるパレスチナ人と主要メンバーとされるサウジアラビア人。現在はキューバの米海軍グアンタナモ基地の施設に収容されている。
2人は同基地に移送される前の2002年から03年にかけてポーランド国内の施設に収容され拷問を受けたなどと訴えていた。
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