先送りはコスト4割高に 温暖化対策で米政権

 【共同】思い切った地球温暖化対策を講じるタイミングが10年遅れると、結果的に対策コストが40%増えて事態が手遅れになる恐れがあると指摘する報告書を、ホワイトハウスが29日公表した。

 野党共和党や石炭業界からの反発が根強い火力発電所の二酸化炭素(CO2)排出規制など、オバマ政権が進める温暖化対策の行動計画への理解を得る狙い。南極やグリーンランドの氷床崩壊といった破滅的な事態が将来起きるのを避けるためにも、今行動を起こすことが必要だと訴えている。

 報告書は、産業革命前に比べて世界の平均気温が3度高くなるまで放置すると、上昇幅を2度にとどめた場合に比べて国内総生産(GDP)の0.9%に当たる追加的な経済損失が生じるとの研究結果を紹介。米国に当てはめると追加損失は1500億ドル(約15兆3000億円)となり、算定できない生態系損失なども含めると被害は膨大になると指摘した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る