恐竜、子連れで極圏越冬か アラスカで大量の足跡化石

 【共同】アラスカ州で見つかった植物食で「カモノハシ恐竜」として知られるハドロサウルス科の恐竜の足跡の化石研究から、この恐竜が子どもと一緒に集団行動し、暖かい地域に移動せずに越冬していた可能性が高いことを北海道大総合博物館の小林快次准教授(古脊椎動物学)と米国の研究チームが6日までに突き止めた。

 これまで北極圏のような厳しい環境で恐竜がどのように生息していたかは解明されておらず、小林准教授は「行動や生態を知る貴重な手がかりになる」と話している。調査結果を米地質学会誌に発表した。

 チームによると、2007年にアラスカ州のデナリ国立公園の約6900万〜7100万年前(白亜紀後期)の地層から、大きさが約10〜80センチとばらつきがあり、大人と子どもが混じっているとみられる恐竜の足跡の化石が大量に見つかった。

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