軍政下行方不明の孫確認 アルゼンチン、30年超後に

 【共同】アルゼンチンの軍事政権下(1976〜83年)で行方不明になった多数の子どもや孫を探し求める団体「5月広場の祖母たち」の代表を務めるエステラ・カルロットさん(83)が5日までに、30年以上探していた孫の男性(36)を確認した。同国メディアなどが報じた。

 カルロットさんは77年に妊娠中の娘を政権に拉致された。後に娘が夫と共に翌年処刑されたことを知ったが、孫の行方は分からないままだった。

 孫の男性は、育ての親が実の親ではないことを親族に聞かされ、約1カ月前にDNA鑑定を行ったところ、カルロットさんの孫だと判明。ブエノスアイレス近郊で音楽家として活動しており、カルロットさんの団体が主催するイベントに参加したこともあったという。

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