ソニーが車載センサー参入 需要拡大で15年量産開始

 【共同】ソニーが自動車向けカメラの画像センサー事業に参入することが15日、分かった。自動運転車など自動車のIT化が進む中、車載カメラ用の需要は拡大傾向にあり、ソニーは不振が続く電機分野の業績改善につなげたい考えだ。2015年に量産を始める。

 量産するのは自動車が走行中に前後の車や障害物を確認するためのカメラ用画像センサー。光の感度が高く、夜道でも人や障害物を認識しやすい。月明かりでも、周囲をカラーで表示し確認できるという。

 ソニーの画像センサーはこれまで、車の後方確認用カメラ向けなどで一部使われていたが、車載用に特化した製品ではなかった。

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