辺野古で海底掘削開始 埋め立て地盤を調査

 【共同】沖縄防衛局は18日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事に向けた海底ボーリング調査を始めた。防衛省幹部が明らかにした。普天間代替施設の建設に向けた本格的な作業で、17日に設置した台船を足場にして海底掘削を開始、埋め立て地盤の強度や地質を調べる。

 防衛局によると、埋め立て予定地に隣接する米軍キャンプ・シュワブの浜辺でも18日、掘削調査を開始した。

 11月30日までに、米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域の海底16カ所と陸上の5カ所を掘削。調査結果を基に埋め立て工事を設計する。同区域はブイなどで明示され、辺野古移設反対派が立ち入れば日米地位協定に伴う刑事特別法の処罰対象となる。

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