14年ハンストの女性釈放 インド、治安強化法に抗議
- 2014年8月20日
- 世界のニュース
【共同】インド北東部マニプール州で、治安部隊の権限を強化する法律に抗議し、ハンガーストライキを約14年間続けていたインド人の女性人権活動家が20日、当局による身柄拘束から釈放された。今後もハンストを続ける構えだ。
地元メディアによると、イロム・シャルミラさん(42)は2000年11月、反政府武装勢力を取り締まるため治安部隊による捜索や拘束を容易にすることを認めた法律の撤廃を求め、ハンストを始めた。
数日後、インドの刑法が禁じている自殺を試みる可能性があるとして、警察に逮捕された。以来、ハンストを続ける一方、栄養補給のためのチューブを強制的に鼻に通された状態で医療施設に拘禁されていた。
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